2009年05月16日

Seventh更新、掘り起こし企画、モバイル版修正完了

Seventhを更新しました。
第60話「荒野の家宝(前編)」
です。

あと、どうでもいい過去の遺物を発見したので、展示してみました。Seventh目次の頭の方にさりげなく置いてあります。
……ほんとうにどうでもよいもので、申し訳ないです(苦笑)

それと、モバイル版のブック修正が完了しました。「安息の荒野」以降の話は2冊目にあります。
posted by 杏後 at 18:05| 更新情報 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年05月10日

「テレプシコーラ」山岸涼子

ひとつの道を極めることの厳しさと、それをなし得た人間だけが味わえる達成感。そういうものを描き出そうとしているマンガだと思う。

マンガという空想の世界でありながら、頂点を目指すのは夢物語ではなく壮絶な現実なのだということを残酷にまで突きつけられる。のほほんとした絵柄なのに妙にリアルで、業界が違ったとしても、六花や千花と同じ様に夢を追いかける途中の人間なら感動せずにはいられないのではなかろうか……。
気付けばYouTubeで上野水香やシルヴィ・ギエムの動画を漁っている始末。とにかく夢中です。マンガとしてこれほどのめり込んだのは中学生以来だと思う。

それにしてもバレエというのは難しい舞台芸術ですね。ほとんどスポーツといっていいのか求められる身体能力の高さ、しかし同時にアートを求められるのがおもしろいところ。それに、作中で頻繁に出てくるモダンバレエの世界がおもしろい。私の中では、基本はクラシック、表現を広げたものがモダンバレエというイメージになってます。おカタいと思っていた舞台芸術も時代と共に進んでいるんだなあ、と。

先日ふと興味本位でバレエ雑誌の舞台写真なんかを見てみた。そのしなやかなポーズに思わず見とれてしまうよ。絵とか小説とか、動かないものばかり見ていた自分にとっては新鮮そのものだ。しかしその「動き」の世界に引き込んでくれたのは動くことのない「マンガ」なんだけどね。絵や文字は動かないけど、絵や文字から作られた物語の中では人が動き、気持ちが動き、時間も動いている。動かないもので動くものを表現するのってすごいことじゃないかな。

ああ、脱線した。「テレプシコーラ」は文芸系雑誌「ダ・ヴィンチ」にて連載中、毎回見逃せない。楽しませてもらっています。
posted by 杏後 at 20:57| 本読みました | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする