2019年11月09日

映画「IT chapter2」

ペニーワイズのパワーは2割落ちで、前作ほど怖くない。それは登場人物それぞれの心情に重点をおいた結果なんだろうな。決してそれが悪いわけではないが、怖さのパワーアップを期待して観るとがっかりする。上映時間はなぜ3時間もあるのだ? と思いながら観に行った。丁寧だった。少年時代の話が入り乱れるので時系列が少し煩雑だったが、それが功を奏して上映時間のわりには退屈しない。むしろ絶対にそうしたかったから3時間になったんだろうなと。わざわざ3時間目標に映画を作ることもないだろうし……。

何十年も前にテレビドラマとして制作されてVHS化までされていた経緯があるので、知る人ぞ知るリメイク。当時もこのCHPTER2にあたる「後編」の特にラストはかなりボロクソな言われようだったかと。まさにビル・デンブロウが脚本家として物語のエンディングに苦労しているように、「IT」の映像化の真のエンディング、つまり「怪物をどう退治するか」については本作でも正解ではないと思いました。ムッズカシイワ。そもそもCHAPTER1からしてわたしは爆笑しながら観ていたので、CHAPTER2も笑って観てました。お察しください。

このような書き方をすると「駄作に終わったか」と思われると思う。否定はしないけど、前作が「良い」と思った人なら今作も「まあ良い」と思えるレベルだ。子役の良さがあるから大人になった彼らが成り立っている。CHAPTER1の良さを再認識して満足できる完結編でした。リメイクしてもらってありがとうございました、という感じです。感無量。有休取って観に行ったことに悔いはないです。自宅でテレビで観るとしょぼいかもだけど、映画館で観るほうがいいと思います。
posted by 杏後 at 20:16| 映画観たよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年11月08日

映画「ターミネーター ニューフェイト」

歳をとったサラ・コナーやT800が出てくるので同窓会のようなほのぼのとした空気感もありながら、そのうえ新キャラのダニーやグレースもなかなかに魅力的でした。旧作を意識した小ネタも嫌味じゃなかったし。単純に敵に追い回される展開も旧作を彷彿とさせて、余計な説明くさい屁理屈も少なく2時間があっという間だった。ジェームズキャメロンのお出ましを祝したい。今作よかったです。シュワちゃんはもはや当然のように駆り出されるので仕方がないとして。サラ・コナーが出てたことが自分の中ではポイント高いかな。あと追いかけてくる高性能のターミさんがちょっと気持ち悪いのがよかった。あんな不気味なのに追われたくないよー!っていう。

幾多も作られた「ターミネーター2」以降の続編について「そんなんじゃダメだ……。もういい、俺が直々にやってやる!」と、ついにジェームズキャメロンが重い腰を上げた……というニュアンスの前情報だけ聞いて勢いにまかせて観にいってきました。待望ですから。そもそも「ターミネーター2」の後で「続編をつくる気はない」と明言し、その言葉のとおりで何十年も経ってしまった。それでもって急にあんな「アバター」という映画を作って世界中の度肝を抜いたりと、寡作に思えるのに外さないイメージがある人。
でも、別にキャメロンが監督したわけではないんですってね。
そうなのかよ!
まあ、クレジットにはちゃんとキャメロンの名前があったけどな。
監督は「デッド・プール」の人……知らない。んー。アメコミ系はあまり観る気が起きなくて。

評判が芳しくない「2」以降の中でも自分が好きなのは「4」なんです。あまり好きではない「3」でエドワード・ファーロングとは似ても似つかないジョン・コナーが男前(クリスチャン・ベイル)になって、さらにサム・ワーシントンを使うからにはなにかあると思わせて、案の定のかなり暗い展開。スカイネット暴走後の世界観としてはかなり好きですけど、やはり暗すぎて人気なかったのかな。今日見た「ニューフェイト」はとてもよかったが、そうは言っても「ターミネーター2」がいちばん好き。そこは不動で。

「ターミネーター2」がああいうラストになった時点で未来が枝分かれすることは確定したわけだから、これからだっていくらでも続編が作れるわけでしょう。現状いくつもの続編が出来ている事実こそがぜんぶひっくるめて壮大な作品になってしまっているような気がしないでもない。
posted by 杏後 at 23:19| 映画観たよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年10月26日

映画「ショーシャンクの空に」

人間の良さも悪さもたくさんの感情が溢れ出ている良作なんだよな。美談だけではなくつらい事件も描かれるのに、ラストでぜんぶさわやかにもっていかれちゃう絶妙な脚色で、とにかく「好かれやすい」映画だと思う。自分も例にもれず、主軸となるアンドリュー(ティム・ロビンス)とエリス(モーガン・フリーマン)の佇まいが好きで好きで、「おっさんずラブ」観てないけどこんな感じなんじゃないの? 違うかね?

原作はスティーブン・キングの短編「刑務所のリタ・ヘイワース」。キングは大衆向けホラーの帝王と思われる作家だが、しかし彼はホラーと分類するには人間の心情描写に長けすぎており、ホラーと分類しきれないジャンルを書いたときにその真価を発揮して、大衆ウケしているように思う。まあ、「グリーン・マイル」だってよくできたホラーだと、わたしは思うけどね。「刑務所のリタ・ヘイワース」のどの辺りがホラーだったかは、なにせ15年以上前にサラッと読んだのみなので、よく覚えていない。そういったヒューマンドラマ的な要素のある作品にだまされて、「『キャリー』も読んでみるか!」と思わされて、読んで、後悔する人、多いのではないかな?

監督フランク・ダラボンは「グリーン・マイル」も有名だし、「ウォーキングデッド」のシーズン1も脚本・製作総指揮だそうで。
個人的には「マジェスティック」の予定調和なさわやかな感動も好きだったし、「ミスト」(これもキング原作)の絶望感は好みではないけどなかなか作品の話題に事欠かない方なんだなと、今改めて感心している。

今更なにを。だってこれ観たの20回目くらいだし。……ただし、おそらく10年ぶりくらい。どうして急に観たのかは、11月に入ってからわかる、などと、もったいぶらなくても、11月に「IT」の続編映画が公開予定なので、気分を盛り上げようとWOWOWで録画した「IT」を観たら、CMでドラマ「キャッスルロック」の予告をしている中で「ショーシャンク刑務所の所長」というパワフルワードを聞いてしまった。「誰だっけそれ」と思ったら気になってしまって! 所長の顔はなんとなく見覚えがあったが、それよりも映画自体の良さに改めて感心してしまいました。

感心だらけの感想となったが、ふつうの人ならふつうに感動して好きになれる、そんな映画って、なかなか作るの難しいじゃないですかと、思ったわけです。
posted by 杏後 at 08:14| 映画観たよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年08月02日

映画「ダークタワー」

7巻にもおよぶ悠久の冒険譚を90分に圧縮されたダークファンタジー。B級の傑作との呼び声が高い要因としては黒衣の男ウォルターを演じたマシュー・マコノヒーの功績が大きいだろう。つきぬけた「悪」の空気感に無駄に雰囲気セクシー。加えて子役の男の子トム・テイラーがかわいくて良い。さらにイドリス・エルバの起用が無駄に豪華。原作では碧眼の白人男性というイメージが強いにもかかわらずアフリカ系であるイドリバの配役になんの違和感もないところがスゴイ。
みどころのひとつとしては拳銃使いがお披露目するひとなみはずれた銃さばき。シリンダーへの銃弾装填のシーンだけでも見る価値がある。

当方は原作の大ファンであるためこの映画に賛辞を惜しまない。映画館で観たときは90分という上映時間に度肝を抜かれたものだがぎゅっと圧縮したにしては要所をおさえていてサイコーだった。強いて難点をあげるとすれば夢占いをする女を演じたスヒョンという方が蛇足。この方の演技の安っぽさが映画全体への安っぽさを強調している。非常に惜しいというか腹立たしい。
あとは原作知らない人からしたら意味不明だろうな、というあわただしさ。しかしどうかここだけは知っておいていただきたい。異世界と、現実世界を行き来するワクワク感。それがなによりも厨二心をくすぐるポイントなのです。
posted by 杏後 at 23:47| 映画観たよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年06月16日

「千と千尋の神隠し」について

『千と千尋の神隠し』の中国版ポスターが美しい。「センスの塊としか言い様がない」と話題に
千と千尋の神隠し』の中国版ポスターが美しい。「センスの塊としか言い様がない」と話題に

特に2枚目でよいシーンを取り上げているので、また観たくなってしまった。
電車のシーンは懐かしさと怖さと優しさをこねくり回したような気持ちになるんだよな。そこにいたるまでの喧騒とはまったく違う場面、すごく印象的。

しょっぱなに「お父さん」が余計なドライブを強行するところとか、千尋に対してそっけない「お母さん」。でぶ豚が鞭で打たれるところ。嫌悪感をもよおす場面がけっこう多い。いろいろこらえて観ていくと、はっとするような美しい場面が件の2枚目のポスターに使われている海(大河?)の中の線路。対比がすごい分、「ものすごく良い場面」という印象が強い。

ま、記事タイトルのように中国向けのポスターデザインが絶賛に値するかどうかはわりとどうでもよくて、とにかく久しぶりにまた観たいなと思っただけの話です。
ナウシカ、ラピュタ、千と千尋、ハウル、このへんはたまに観たくなるなあ。

ところでこういう記事のトラックバックとかブログ向けのアイコンやリンクが見つからなくて戸惑ってリンクにしてみました。
posted by 杏後 at 23:01| 映画観たよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年05月26日

ナルニア(終)

ナルニアの1作目「ライオンと魔女」を見た。
意外にいまいちだった(苦笑)
原作がおもしろいんだろうなーということは伝わるので、いまいちな出来になってしまうことをすごく不思議に思いました。

配役かな?


新作のCMを見てカスピアン王子に淡い期待を寄せていたけど、
テレビでやったら見るということで、悔いはありません。
面食いでごめんなさい。
ミーハーでごめんなさい。

今は、映画「ホビットの冒険」の完成が楽しみです。
いまさらながら、指輪物語のDVDがほしい。
posted by 杏後 at 22:03| 映画観たよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2005年12月01日

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

今日は大好きなハリー・ポッターの新作を観に、映画館へ行ってきました。

おもしろい。迫力あった。ロン笑えた。
原作が長いからところどころ端折るのは仕方がないけど、削るところを選んでほしいなあと少し思った。じんわりした悲しみを誘ういい場面がすっぱり削除されていたのが、すこーしだけ残念。ラストをもっとじっくりさあ……ぶつぶつ。
でもでも、やっと原作の持つとぼけた笑いが、映画にもにじみ出てきたのがうれしかった。

最後に。シリウスの出番、少なすぎ!!ヒゲ無しのお顔を見たかったよ。
美男子カモングッド(上向き矢印)
それでもスタッフロールにはしっかり名前が出ていました……たったあれだけなのに……。
posted by 杏後 at 21:05| Comment(0) | TrackBack(0) | 映画観たよ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする